イタリア旅行記6日目 | moskomule log

イタリア旅行記6日目

結局3日連続でFirenzeに通ってしまう.これならばはじめからFirenzeに宿を取ればよかったのだが,世界的の観光地であるFirenzeよりもBolognaの方が金銭的に過ごしやすいだろう,ということでBolognaにある宿を予約していたのであった.

実際には,特に食事面に関して言えば,Firenzeの方が選択肢が多いぶん,良さそうであった.しかしながら,Bolognaの方が落ち着いた街であるので,穏やかに滞在するには向いていた気がする.


Basilica di San Marco

San Marco教会に修道院の美術館が付属しており,特にFra Angelicoの絵が多い.途中MichelangeloのDavidの像で有名なAcademia美術館の側を通るが,流石に人気でイタリアで見た一番の混雑であった.

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Altare Nettoli Becchi, Jacopo di Cioneの受胎告知.

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修道院の居住空間にあるFra Angelicoの受胎告知.別途,絵画の展示室もあるが,アクリルパネルで保護されており,光ってしまってよく見えないものも多くて残念であった.

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修道院の居住空間.それぞれの個室には磔刑図などが描かれている.かつてここでSavonarolaも共同生活をしていたらしい.

個室はそれなりには広いので,修道院を改築した宿泊施設があるのも納得である.

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Basilica di San Lorenzo

Firenze最古の教会の一つで,Medici家の菩提寺としてBrunelleschiによって改築されたが彼の死によって未完成に終わっている.他のFirenzeの寺院と異なり,façadeがないのはそのためか.Medici家礼拝堂が付属している.

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天井を星空に見立てる例はRavennaでも見たが,このように星座を描き込んでいるのは初めて見る.

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付属の図書館はMichelangelo設計で,この階段は特に時代を先取りしていたらしい.

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ここでFirenzeを離れ,近郊のPratoに移動した.Pratoは織物生産が盛んで,イタリアのManchesterと称されたこともあるらしいが,少なくとも訪れた旧市街は観光客も疎らな落ち着いた街という印象を受けた.Pratoの大聖堂の壁画をFilippo Lippiが担当し,息子のFilippinoはPratoで生まれたためか,街の美術館には親子の作品がある.

Museo Civico di Pratoにある,Filippoらによるキリスト生誕.

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不明.ちょっと妖艶な感じ.

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Giovanni Bilivertの受胎告知.聖母が左にいるものは珍しい気がする.

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美術館からの風景.

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Duomo di Prato

10世紀には存在したが,現在の建物は12世紀に建てられたRomanesqueの様式.外にも説教台がついているのが特徴的である.聖母の腰紐,という信者でないものには有り難みの分からない聖遺物を保有している.

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Filippo Lippiが描いた壁画も見られる.珍しく後陣(主礼拝堂?)にまで入れるので,壁画を間近で眺めることが出来る.

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地下は展示施設になっており,かつての礼拝堂などもある.

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Castello dell’ImperatoreというFriedlich2世によって建てられた城というか砦もあるが,彼の死によって未完成に終わっている.

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