イラン旅行記8日目 | moskomule log

イラン旅行記8日目

Shiraz

Shirazの朝

Masjed-e Nasir-al Molk

ここは俗称というのか,pink mosqueとして知られている.数あるmosqueの中でも特にステンドグラスが床に映えて美しいことで有名で,9時開場なのだがこの段階で10人ほどが並んでいた.特に写真を撮りたいのであれば9時に行くことが強く推奨される1.要はこのようなところで,人気がある.

Masjed-e Nasir-al Molk

色硝子には虫除けの目的がある.

このように色とりどりの光を楽しむのも一興なのだが,建物のほかの箇所も見逃してはならない.

pink mosqueの名は伊達では無い.

絵だけでなく,本物の薔薇もある.

西洋風の題材は各所で見られるが,教会が書かれているのは面白い.

時間が経つと,段々と人が増えてきて写真はおろか,そもそも光が落ちている辺りにも人が入り込んでしまう.

ここで初めて日本人を見かけた.

日が長い時期の方が楽しめそう.

行儀の悪い観光客もいるようで,珍しく英語の注意書きもあった.現在も使われているmosqueなので,今後非公開にならないことを祈るのみ.

実際,絨毯をどけようとする人がいるらしい.

Tabrizへ

金曜日なので店々も仕舞っており,したがって両替もできない.hotelの受付でGoogle Translatorを駆使して両替を試みたものの断られてしまい,仕方なくShiraz国際空港に向かう.便は20時に出発するのだが14時に空港に着いてしまった.

タクシー車内で運転手がしきりに/ousin/と言うので何かと思えば映画「おしん」のことで,母親が大ファンだとのことである.「おしん」は東南アジアでも人気,と言う話しを聞いたことがあったのであまり驚きはなかった.YAKUZAも大好きだと言うのだが,日本映画は流通しておらず,Hollywoodのもので知ったという.おそらくアメリカの映画も公式には禁止されているので,非公式に見ているはず.

彼に寄れば日本は日本車の印象が強いらしいのだが,イランでは日本車はあまり見られない.中近東というと,中古の日本車が補強を繰り返して使われているような印象があったので意外だったのだが,イランにはRenaultが独占的に自動車工場を所有していてRenault車が圧倒的に安いために,ほとんどの車はRenault製である.たまに古いトヨタ,マツダが活躍している.庶民の足として活躍するバイクは大概ホンダ製なのだが,これについては一度も言及されることがなく,ホンダと日本の結びつきは弱いのかもしれない.


空港では家族が別れを惜しむ姿が見られる.一族郎党で見送りに来ていて,皆泣いている.両替店を探したものの「国内ターミナルなのでない」という冷たい応え.

空腹でベンチに長時間本を読んでいる外国人がいたので,家族を代表して女の子が「どこから来たの」「イランは好き」などと尋ねるのだが,その英語は流暢である.イランでは大学の進学率が男女同程度で,専門職は女性の方が優位であるらしい.つまり女性の医者は男性も診察できるが逆は許されない.男性の教師は女子を教育できない.そのようなわけで,女子教育に投資した方がよいため,女性の方が英語が上手いのではないか,などとも考えた.

20時出発なのだが21時になっても(少なくとも英語では)遅延の放送すらないので,流石に不安になって付近にいた人に話しかけたところ,待つしかない,と言われたので待っていると確かに搭乗開始となって,今日も終わろうか,という頃にTabrizの空港に到着した.今までは暑い場所にいたのだが,Tabrizは北にあるだけあって肌寒い.


  1. が,早い時間は早い時間で「写真を撮るのでそこをどけ」と怒鳴ってくる人もいるので困る. [return]
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