イラン旅行記10日目 | moskomule log

イラン旅行記10日目

Kandovan

この日はTabriz郊外のKandovanという村を訪れた.Kandovanは岩をくり抜いて家としていて,イランのCappadocia,でもあるらしい.

Tabrizからは車で1時間程度だろうか.タクシードライバーはkemanchehというイランの弦楽器を趣味で弾いているらしく,自分も趣味で楽器を弾くことを伝えると喜んで弾いている動画を見せてくれた.ただ,ドライバーは英語をあまり解さないので,質問しても“I’m sorry”としか反ってこないことも多い.

この日は午後から天候が崩れると言うことだったのだけれども,行く途中の山々が雪を被っていて美しい.南の方の赤い山々とはまた違う.AnabasisでXenophonらがペルシャを脱出した際にはこの辺りを通ったのだろうか.

山.

イランは山がちな国である.

村の入り口には岩をくり抜いた“International Hotel”がある.本当に外国の人が来るのかは分からなくて,村にいた2時間ほどの間にすれ違ったのは欧米人1組だけであった.まだまだ国内向けの観光地なのだろう.

村は山奥にあるので,暖かい服で行くように,と宿主からは伝えられていた.念のために持って行った上着を着るが,手先が冷える.街のイラン人と違って,人懐っこさは皆無で寂しさすら感じる.こんにちは“salām”くらいは通じるのだが,それだけ.たまたま見えた家の中は絨毯敷きで,都市部のイラン人の住宅と大差はなさそうだった.

岩をくり抜いた家々.

ロバと老人

電線も看板もある.

宮崎アニメに出てきそうな雰囲気.

ここにも

小雨が降ってきた

村の入り口の方から

Islamでは犬は禁制なので,街では見かけることはなかったが,この村では牧羊犬が必要なのか,タクシーから何頭か見かけた.

羊飼いを見るのは初めてだったのだが,羊を率いる不思議な声を出して,羊も諾々としたがっていて驚いた.

Esfahanへ

天候もすぐれないようなので,このままTabrizに居続けても仕方がない.行こうと考えていた東部のMashhadは1週間ほど前に大きめの地震があったので気をつけるよう外務省から連絡があったので大事を取って行かないことにした.仕方がないのでEsfahanに行き,まだ見ていないmosqueを見ようと考えた.Esfahanまではバスで13時間.辛いが仕方ない.

Tabrizのバスターミナルは大変立派なのだが,建物周辺は万年工事中,というか着工準備中という感じだった.

流石に13時間もバスに乗るので食事が提供された.美味しい.

何度も述べたようにイラン人は茶と切り離せない.タクシードライバーはポットを持ち歩いているし,街の売店には湯沸かし器が常時温水を用意している.バスの行路には何カ所かパーキングエリアがあるのだが,ここにも巨大な給湯器があって紙コップとティーパックを購入して飲むことができて,みんな飲んでいる.

茶は欠かせない

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